【製造業】仕事でなかなか評価されない!その理由と解決法を徹底解説!
2019/05/26
こんにちは。工場勤務歴10年のさえきです。
「毎日ライン作業をがんばっているんだけどなかなか評価されないよ。なんでだろう。」
私もそんな時期がありました。
毎日カラダを酷使しつつ目標数をめざして製品をつくり続けていくライン作業。
夏は暑く冬は寒い。油とほこりにまみれながらのつらい作業環境に耐えて一生懸命に
がんばっているのになかなか評価されない。
こんな毎日はつらいですよね。
今回は工場勤務10年の私がライン作業で評価されない理由と
評価されやすくなる方法をお教えしたいと思います。
毎日つらい思いをしているあなたの手助けになれるように書いていきますので
もし参考になったらうれしいです。
目次
ライン作業は個性が出しづらい
ライン作業って単調な作業が多いのである程度の期間があればだれでも出来てしまうような作業が
多いです。
だから個性が出しづらくて評価されにくいんですよね。
がんばっているかどうかっていうのがどうもわかりにくいため、みんな平均的な評価しかされません。
むしろ変に個性を出して目立っているとちょっとしたミスで大きく評価を下げてしまいます。
こんな理由からなかなか自分が思っているような評価がもらえないことが多いんです。
ライン作業に個性はいらない
ここで残念なお知らせですが、そもそもライン作業に個性は必要とされません。
なぜならライン作業者に求められることは
- 協調性
- ミスが少ないか
- 平均して数がこなせるか
この3点のみだから。
もちろんほかに細かいところも評価対象になるんですけど、基本はこの3点が主に評価されています。
なのでライン作業者に個性はあまり求めていないんです。
評価されるにはどうすればいい?
ライン作業者として評価されるには
- 周りにあわせる
- ミスを減らす
- なにかあったらすぐに報告
この上記3つのポイントを押さえておけば大丈夫です。
まわりにあわせる
これは私も最初は勘違いしていたんですけど、
ライン作業でがんばりをアピールしようと思って毎日目標数以上の製品をつくっていたんですよ。
そしたら喜ばれるどころか同じ作業をしている人からあまりつくりすぎないように注意をされました。
数をたくさんつくるのは悪いことではないんですけど、その分ほかの作業者のノルマも自分に合わせた数に
設定されたり、自分の前後の作業者にも影響が出てしまうためです。
その結果上司には扱いづらいヤツだという印象を持たれてしまいます。
なので評価されるためには作業スピードを速くするというよりも
安定した一定のスピードをいかに保つか、
が重要視されます。
結果、周りに合わせるというのが評価につながります。
ミスを減らす
私が数をできるだけたくさんつくることが評価につながると思っていたころ、
あまりに数を重視するあまり作業ミスを連発してしまい、上司から叱られた経験があります。
そのときの私は「そのぶん数をたくさんこなしているのになんで叱られるんだ」
と納得できなかったんですけどよく考えたら当たり前ですよね。
単純に不良品をつくってしまえば不利益になってしまうし、
会社としてもべつに余分な在庫なんて求めてないんですよね。
あくまでも平均的に安定した数を求めているのであって、必要数が供給できればそれでいいわけです。
むしろ日によって数が変わるとバランスがくずれて困るわけです。
なのでミスをへらして安定した数をつくりつづけるのが一番よい評価につながるんですよね。
なにかあったらすぐに報告
作業をしていると機械の不調、トラブルなどでラインストップしてしまうことがあります。
そのとき私は自分でトラブルを解消してしまったことがあります。
自分でなおせるようなトラブルだったのと、こんなことで上司を呼ぶのも申し訳ないなと思い
取った行動でした。
次の日に上司から呼び出されてトラブルがあったら必ず上司を呼ぶように注意を受けました。
話を聞いたらその日に私から作業を引き継いだ作業者が同じトラブルにあったみたいで、
そこから私が自分の勝手な判断で機械をなおしたことがわかったみたいです。
上司からトラブルをなおすように指示をうけた場合ならともかく、
やはりなにかあったら上司を呼んで指示をあおぐのが最適です。
ささいなことで呼ぶと怒るくせになぁ。
もっと個性を出したい
それでもせっかく働いているし、もっと個性を出したい!
そんなあなたには
- 一人で完結する作業をする
- ラインから抜ける
- 個性の行かせる職業に転職する
といった行動を取るのが最適です。
ひとりで完結する作業をする
もし自分ひとりで完結する作業や、昼間のみのラインがあればその職場に異動させてもらえないか
検討してもらうのもいいでしょう。完成品ラインやあまり忙しくない職場とかですかね。
自分ひとりだけの作業ならある程度個性を出してもまわりに迷惑をかけるといったことが
少ないので個性派のあなたにはおすすめです。
ラインから抜ける
もういっそライン作業者から抜けるというのもひとつの選択肢です。
ラインから抜けたいならこちらを参考にしてください。
【工場勤務】精神的にきつい?なら上司に気に入られてみよう。【環境がよくなる】
ラインから抜けてしまえば評価基準が変わるので思う存分個性を発揮できます。
個性を出すならラインから抜け出しましょう。
個性を生かせる職業に転職
個性を出したいと思う個性派のあなたにはもっと自分にあった仕事に転職するのが最適かもです。
たまに思うのですが
「この人はこんなに仕事が出来て個性的なのになんでライン作業なんてしているんだろう。」
という人が一定数います。
私個人からいわせてもらうと「もっと自分を生かした職業に転職すればいいのにな」
と思ってしまいます。
どちらにしろ個性的な性格のあなたがいつまでもライン作業を続けていると精神的に疲れてしまいます。
あなたにはもっと適職があるのかもしれません。
なかなか評価されなくて不満に感じているのなら一度転職を考えてみるのもいいかもしれません。
まとめ
まとめると、ライン作業は
- 協調性
- ミスが少ないか
- 平均して数がこなせるか
の3点がポイントです。
この3点を徹底していればいづれ評価されます。
単調作業で個人の評価がされにくいライン作業ですが、考え方によっては楽しく感じられます。
ただ、個人によって得意、不得意はあるので
自分を知って楽しく仕事ができるようにしていきましょう。